きもの日和

着物の着こなしなど。きものにまつわるあれこれのブログ。

3月にあわせる季節感のある帯締め

3月は桜の開花が待ち遠しい時期です。着物を着るのも楽しくなりますね。
季節を先取りしながら、帯揚げや帯締めなどの小物にワンポイントで、色を取り入れると季節感を楽しめます。

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季節感のある色をあわせる

3月におすすめの代表的な色はピンク系です。ピンク系といっても桃色から梅色、桜色までさまざまですが、年齢問わず、合わせやすい色は桜色だと思います。薄いピンク色で白っぽさがありますので、春らしくあわせやすい色で1月から4月くらいまでのおすすめカラーです。

 桜色は帯揚げにとりいれてもステキです。また、少し年齢が上の方には、落ち着いた灰桜という色が人気です。少し渋さがありますので、帯の色を明るめにすると良いと思います。 

ノーブランド品 帯締め 70020日本製 正絹帯〆 伊賀組紐 ゆるぎ組 冠組み 単色 10 白茶

 その他では、菜の花色もおすすめです。黄色、黄緑色などの鮮やかな帯締めは、春らしくとても印象的なイメージになります。同じ黄色系でも芥子色やくすんだイエローは、秋を感じさせますので、春の黄色は、菜の花のような鮮やかな色を選びましょう。
帯の中に同系色の色があるとあわせやすいと思います。

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さまざまな色がある冠紐の帯締め

冠紐の帯締めは、ふだん用からフォーマルまであわせることが出来ますので、色の種類も豊富で便利な帯締めです。

また、左右2色使いのもの(ピンクと白など)や房の部分だけピンク色の帯締めもお洒落です。帯締めの房の部分というのは案外目立ちますので、こだわりたい方や普通の帯締めに飽きた方におすすめです。2色使いの帯締めは、色によっては季節を問わず長く使える便利な帯締めで、左右反対にしてあわせることでイメージが変わります。

また帯締めは、房がばらけないようにならないように、 房カバー をするか、紙にくるんで保管することも大切です。