きもの日和

着物の着こなしなど。きものにまつわるあれこれのブログ。

3月に着る着物

3月は草木も芽吹き、少しずつ春らしい陽気を感じる季節になります。着物を着る機会が増えるお花見のシーズンでもあります。

着物は季節を先取りしますので、地域によって異なりますが、桜にちなんだ季節柄の着物や帯を取り入れるのは、3月上旬くらいまでを目安にすると良いと思います。

桜柄は1年中使えるとすすめられる場合もありますが、帯のお太鼓柄や桜柄のみの着物の着用は、限られた時期と考えた方が良いでしょう。
桜が散り始める頃から、春を思わせる色や季節柄を取り入れます。

 

代表的な菜の花。

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花にとまる蝶。

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ミツバチは春先から初夏まで、比較的長いシーズン使える季節柄です。

刺繍などでワンポイントに取り入れても可愛いですね。

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春を思わせるカラーとして、黄色、黄緑、鶸色、薄緑はポイントになります。ベーシックカラーの着物に、帯締め帯揚げを入れるだけでも、春らしい装いになります。

洋服ではピンク系が春のイメージですが、着物の場合はピンクは梅や桃、桜を思わせる色で、どちらかといえば1月〜3月上旬に季節の色として好まれます。

(お好みにもよりますので、ご参考までに。)f:id:puchimi:20160216223114j:plain

 

明るい色合いの黄八丈や紅花紬をお召しの方が多くなるのも、この頃からです。帯や小物で春色を取り入れてみるのも素敵だと思います。

 

ノーブランド品 帯締め 70020日本製 正絹帯〆 伊賀組紐 ゆるぎ組 冠組み 単色 3 薄緑

 

一番取り入れやすいのは、帯締め帯揚げ。黄色系は色によっては、秋も使える色がたくさんありますので、お好きな色を持っておくと重宝します。